
発売:2008年07月01日
品番:TDR-006
The Spook of the Thirteenth Lockとは『アイルランド・ダブリンの音楽』を奏でる集団だ。もちろんバンジョーの音も入っており、ギター・ベース・ドラムとしたバンド・サウンドがより一層アイルランドの音を強烈にアピールしている。
自らのバンド名をデビューアルバムのタイトルとした今回の作品は、伝統的なアイルランド・ミュージックに加え『16 Horsepower』『Thin Lizzy』『The Chieftains』にみられるスピリッツ、そしてプログレッシブやPost Rock的な要素も加えられて力強い1枚である。
2006年に元Holy Ghost FathersのAllen BligheがEnda Batesと共に単なるフォークサウンドからサイケロック・プログレッシブ的な要素などをを加えて音源作りを始め、 元SteerageのDonnchadh Hoey (Guitar)とBrian O’ Higgins (Drums) の加入により今のメンバーでThe Spook of the Thirteenth Lockが誕生した。
『The Hare』や『Pimlico』で聞ける『辛さ、幻滅、裏切り、愛国心』などの歴史的背景を思い浮かばせる一面もあれば、代表曲といっていいような『The Partisan』で聞けるマケドニア・フォークに影響を受けた楽曲もあり、音楽性の幅が広くそれでいて綺麗なメロディーが聞こえて来る、そんな質の良い一枚である。
収録曲:
1. The Hare
2. In Country Dark
3. The Partisan
4. Christchurch, 6 Bells
5. The Lord's Prayer
6. The Spook
7. Canal Lock Blues
8. Down Comes The Bridge
9. Pimlico
10. The Ragged Rock
"The Hare" PV:
https://www.youtube.com/watch?v=-e19_h0X6OI
Bandcamp:
https://thespookofthethirteenthlock.bandcamp.com/album/the-spook-of-the-thirteenth-lock